気温も徐々に上がる頃だろうか

親父は薬がよく聞いたのかあれからずっと体調が良いままだ。


病院の施設に毎週2回通い、頭の体操、体を動かすこともやっているようで

半年前が嘘のように元気になったのだ。

そんな親父は奈良の大仏を見に行きたいと言い出した。

さすがに奈良は遠すぎる・・・


すぐに連れていけないのだが何とかしてやろうと思っていた私に

母がこう言い放った「私は最近体調が悪くて、そんな遠くまではいけない。


何かうまい理由をつけていかないようにして。」と


そう言われた私は「今年は無理だが来年暖かくなったら行こう」


という事にしてとりあえず忘れるのを待った。

一ヶ月ほどったったころだろうか

最近母が腰が痛いというようになってきた。


ベッドが固いのが原因ではないかと母が言うのだ。

柔らかいベッドが欲しい。腰が痛い。


そういう訴えを起こすようになったのだ。

それと同じ頃母が「最近物忘れが激しい、ボケてきたかも」と自分で言ってきたのだ。


私はいつもとそんなに変わらないと思ったが、


本人が病院に検査に行きたいと言うので親父を診察していただい病院に連れて行き


検査を受けることにした。

この時は医院長先生ではなく女性の先生だった。

検査の結果、全くの異常なしと判断された。

物忘れに関しては年相応のもので仕方ないという事だった。


母は納得がいかないようであったが、また半年・1年と検査をしましょうという先生の言葉促され


病院を後にした。

この日は東京インテリアのオープンの日、


なぜだか帰りにベッドを買わされたのはとんでもない思い出だ。

そちらの思い出が大きすぎてこの日のこの事を忘れていたが


今となってはベッドの一つや二つどうでもいいほど大変な事になるのはこれからまだあとのお話だ。

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