トゥルルルル・・・・トゥルルルル・・・ある真冬の深夜の事、突然電話が鳴った。
スマホの画面を見てみるとそれは母からの電話だった。
「はい??」
『お父さんが大変!助けて!!』と母はいったのだ。

私の住むところは両親の住むフロアの上の階だ。いうなればマンションの一階と二階
慌てて一階に降りるとそこには駐車場でシャツにパッチ姿で地面に這いつくばり、
両手で地面を掘ろうとする親父の姿だった。

私は母に「どうした!?!?」と尋ねると『わからない,、突然外に飛び出して追いかけていくと 地面に這いつくばっていた』と、 親父の隣で母は泣いていた。

親父は何かをつぶやきながら突然外に飛び出し穴を掘っていたようだ・・・

私は親父に声をかけた。

しかし、返事はなく何かをつぶやきながらひたすら地面を掘ろうとする親父だった。

さらに親父に声をかけると正気に戻ったのか、

突然!!すごい勢いで立ち上がった

そして、ブルブル震えだし『寒い寒い』と言い出した。 立ち上がった親父は動くこともできず『寒い寒い』とその場で震えていた。

「歩けるか?」と聞くと親父は顔を横に振った。

私は親父を背負って家の中まで連れて帰ったのだが、全身ものすごい汗で着ていたシャツがビチョビチョにだったのは今でも忘れられない。。

その後、救急車を呼び救急隊員が駆け付ける頃にはいつものように普通の親父に戻っていた。
救急車で国立病院に運ばれ検査のために入院することになったが またしても異常なし!!!

私はこの時、まだ親父がぼけていることを知る由もなかった。。。

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